しぶちんグラデュエーション。

最近、日本市場は歴史的な株価を記録していますが、殆どの人がその恩恵に預かるのは、まだまだ先というか、重要な分岐点があると考えています

よく言われることですが、日本の賃金はこの四半世紀殆ど変化しておらず、対して先日GDPで日本を上回ったドイツでは倍増しているのですが、これは貯金好きな日本の文化に依るところが大きく、要するに法人がため込んで社員に還元していない。というのが大枠な理由で、まさにこれを払拭するか否かが分岐点になると考えています。

経営層のお客様とディスカッションしていると、このことを痛感することが多くあるのですが、エンジニアリングの観点でそのソリューションを提案するというのもコンサルティングの一環なので、これまで多少の反論は覚悟のうえで発信し続けてきたのですが、効果に時間がかかるとはいえ、多くのお客様がそれまでの思考から脱却してくれ、それによるゲインもそろそろ顕在化しつつあります。

本格的な分岐点は、新紙幣が発行される今年7月あたりだと思っているので、それ以降の各お客様の伸びが楽しみですね。

-その他-

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