ある意味DA変換。
現在委託開発を承っている、ある工業製品の検査システムについて、製品側の通信が正常かを確認する機能の実装のため、通信内容の解析に取り掛かっています。
今回は、この製品自体に関する事前情報が非常に乏しく、簡単な配線図程度しかなかったため、そもそもの通信規格すらわからないという状態からのスタートでしたが、アナログ波形の確認やビットレートの測定、製品内部の通信回路の構成調査などで、ようやく通信規格を特定することができました。
結果、かなりニッチな規格を採用していることが判り、想定外の引っ掛け問題にだいぶ手を焼きましたね。
ただ、通信データは捕まえたとして、そのデータが何を意味するのかが未だ不明なので、これを解析するには製品単体ではなく通常状態、つまり、製品が本体に組み込まれて稼働している状態でデータを採取するしかなく、少し大がかりな試験をすることになりました。
気分的には、QRコードを肉眼で読み取るくらいの難題なのですが、おそらく製品に関係する物理現象をモデル化したときの、各項の係数と変数がパッケージングされているのではと考えているので、現在とりあえず可能性のある物理モデルをゼロから予測・構築しており、デジタル系の作業なのに、超アナログなメモの山が積みあがっています。




