人は整数。音速は壁。

働きアリもしくはミツバチの法則という言葉がありますが、先日から何度か連続して耳にする場面があり、この週末にも、地元のお客様から同様のご相談をいただいたので、なんだか妙な感覚です。

これは概ね、100人のうちしっかり働くのは20人程度(20%)というものですが、この法則が絶対的に有効であると仮定すると、少人数の場合、例えば分母が1人だった場合、人の数は必ず整数なので、結果は100%の一択になります。

同じように、2人なら50%、3人なら33%、4人なら25%となり、5人以上からは20%となります。

こう考えると、フリーランスが如何に効率的なワークスタイルかというのが判りますが、同時に、4人以下の規模であれば、5人以上の規模より必ず生産性は高くなるということも判ります。

逆に言えば、小規模なグループは必然的に効率が高くなりますが、構成員が増えた場合、つまり分母が大きくなった場合はそれに比例するわけではないとも言えます。

先述のお客様のご相談はまさにこれで、社員を増やしても生産性が上がらず、成長が鈍化しているというものでしたが、これはある意味当たり前で、生産量のターゲット設定と成長計画を見直すことで、無理のない運営になるのではとご提案差し上げました。

そもそも、4人といえば組織とは言い難い規模なので、組織に転化するときは亜音速から超音速への遷移くらい大きな変化が必要ということの、ひとつの現れなのかも知れませんね。