時間は刷れないから。

先日しっかり休養をさせていただきましたが、これは最近いろいろな場面において肌で感じることですが、ずいぶんと働き方改革が進んだのか、日本独特の残業文化・長時間労働文化が改善されつつあるようです

個人的に、若かったとはいえ吐血するまで毎日15時間労働をやっていた経験からは、うらやましいというより、みんな良かったなぁ。という感覚ですね

お付き合いのあるお客様を拝見すると、しっかりした組織であればあるほどこの改善傾向は顕著で、結局は経営者の改革意識による部分が大きいんだろうなと感じます。

同じ利益を得るときに、労働時間が極端に長かったり、さらには稼働日自体が多かったりするのであれば、時間当たりの利益額は下がるわけで、いかにこれを防ぎ、向上させるかという考え方のお客様が多いようです。

これはけっこう大切で、例えばいわゆる「利益率」という同じ言葉で表現されたとしても、それを達成するコンテンツとしての労働時間が大きく違うのであれば、それぞれの利益率を単純に比較・評価することはナンセンスで、上記のお客様たちは本能的に気づいておられるようですが、そのうち極めて重要な経営指標になってくるんだろうと思います。

生産性の低い長時間労働というのは、いわば労働時間のインフレですが、時間は造幣局で印刷できるわけではないですし、そもそも生物としての人間にとって物理的な負荷になってしまうので、無理のない「上質な」働き方でしっかり利益を上げるというのが、向こう数年のキーポイントとなりそうですね