適材適所は大事。不適材不適所は大惨事。

エンジン単体始動・駆動機「E-Carb」について、だいぶ前にご質問をいただいたことがあるのですが、今回別のお客様からも同じご質問をいただいたので解説しておきます。

そのお客様は、過去に自動車の実機ECUを使用してエンジン駆動をトライされていたとのことですが、その際、各種アクチュエーター用の端子にバッテリー電圧が常時かかっており、作業中に端子がボディに触れると火花が散っていたのに、E-Carbではそれが無いが大丈夫か?

とのご質問でしたが、これは故障などではなく通常の挙動です

自動車では、コストなどの観点から、アクチュエーターの両端子にまずバッテリー電圧を印加しておき、動作させる際に一方の端子の電圧を操作してアクチュエーターに電流を流す、いわゆるローサイドスイッチが多く採用されていますが、E-Carbでは別の手法でアクチュエーターを駆動しているため、作動していないときに端子に電圧がかかることはありません。

これは、まさに上記の「作業時の火花発生」の危険性を考慮した仕様で、頻繁にコネクターを脱着することのない実車に対し、不定期に脱着される可能性がある用途を想定し、危険性を抑制するために特別に適用されている仕様です

つまり、ECUはあくまで自動車を動かす目的のものですが、E-Carbはエンジン単体を動かす目的のものなので、用途に合った適材適所の仕様にしているということのため、安心してご利用いただければと思います。