スペア。

多くの人が、重要な筆記試験などでは、予期せぬ事態に備えてスペアの鉛筆を準備すると思いますが、製品開発においても、予期せぬ故障に備える必要があります。

特にワンオフものの開発の場合、得てして重要な機能をもつ製品であるため、故障により全業務が停止してしまう可能性もあり、スペアは非常に重要なアイテムとなります

とはいえ、特注開発で基本的に1台で事足りる製品を、わざわざスペアまで発注いただくことは稀で、お客様にかかるコストと故障リスクの抑制が課題としてあります

これに対し、通常の開発プロセスでは試作を2もしくは3次まで実施するのですが、最終試作品は基本的に開発完了品と同じ構成になっているため、現在、これを活用する方法を採用しています

開発完了品を納品後、最終試作品は不具合などの状態再現などに使用するため保管しているのですが、これは同時にスペアとして、いざというときに貸し出せるように保守・スタンバイしておりますので、例え特殊な機器でも安心して運用いただけるようにしています。

ただし、特に電子機器の場合、開発完了品と筐体が若干異なったり、場合によっては基板がむき出しになっていたりするので、その点はご容赦ください。