サプライキャスティング。
世界的な半導体不足で、我々のような民生領域にも影響が出始めており、自動車などは作りたくても作れずに、納車がどんどん先延ばしになっている車種もあるとのこと。
とはいえ、そもそもこれは容易に予見できていたことなので、年初の時点で可能な限りの部品を確保しており、その後も、ネットをはじめあらゆるルートを監視して、通常以下の価格で仕入れられる場合は迷わず新規取引していたため、向こう数年は困らずに済みそうです。
大量生産であれば、俗に言うサプライチェーンとして頑丈な鎖の流通網を巡らせることは定石ですが、逆に少量生産の場合、こういったイレギュラーな状況も案外簡単に乗り越えられるものです。
例えるなら、定置網で安定して大量の魚を獲る手法に対して、泳いでいる魚を一本釣りするような、いわばサプライキャスティングです。
とはいえ、たとえCOVID19の余波が落ち着いても、IoTや電気自動車の過度な成長などで、キャスティングもままならなくなるかも知れません。
そういった場合は、状況を乗りこなすハードウェア版DevSecOps的な開発はもちろん、常日頃から気を付けている、いざとなれば原材料から自分で作れるような設計、いわばサプライフリーというのが最後の砦になるのかも知れません。




