鑑定とは、もはや言えない、言わせない。
技術相談をお受けしていると、技術鑑定と言った方が良いような内容の案件も、結構な割合で存在します。
この場合、迂闊な判断はできないので、可能な限りの情報を提出していただいた上で、分野によってはそのピンポイントの専門家の協力も仰ぐのですが、中には非常に悪質というか滑稽というか、お代を頂いてまで分析するに値しない「技術」ならぬ「偽術」も一定数あります。
先日、あるお客様の自社製品の改良に関して、第三者から説明を受けた技術内容について、その真偽と価値を知りたいとのご依頼がありました。
少しお話を伺うと、大企業名の引用や一般の方には難解な学術用語、さも先進的な謳い文句で装飾されてはいましたが、その本質は全く以て荒唐無稽で、詐欺と言っても差し支えないものだったので、パンフレット等における虚偽や矛盾する部分を客観的事実から解説し、本来適用すべき既存技術とその相場についてご紹介したところ、お客様は非常に安心していただけた様子でした。
こういったご相談では、ダイヤモンドの原石のような素晴らしい技術と出会うこともあるのですが、残念なことに、上記のようなことも決して珍しくないため、転ばぬ先の杖として、お客様のバックボーンが手薄な部分のサポートについて、お気軽にご相談いただければと思います。




