倭の国の風情。
先日、ある教育機関様でご使用いただいている機器のメンテナンスが必要になり、お急ぎとのことで、軽作業ということもあり、リモートで作業指南することとしました。
普段この機器を使用している学生さんと何度もやりとりをしていたので、この学生さんの作業っぷりを拝見するいい機会にもなると思いながら、お約束の時間にリモート接続してみると、画面に映し出されたのは学生さんではなく、ネクタイを外して作業着に身を包んだ先生でした。
意外な光景に驚きましたが、いざ始めてみると、さすがは先生。非常に手際よく、予想していたより遥かに早く作業が終わり、安心して完了の判断をすることが出来ました。
何より印象深かったのは、先生ご自身が少し楽しそうに作業されていた点で、こちらも開発秘話などを交えながら楽しくサポートすることができ、西洋文化圏では考えられないこの状況は、日本ならではの良い部分だと思います。
全ての事柄に一長一短はありますが、普段の立場は関係なく、工学に携わる者同士として「血の通ったものづくり」を一緒に実感できるのは、この国の大切にしたい風情のひとつです。




