イミテーションにも程がある。
あるお客様から、ご使用中の機器の動作不良について調査依頼があり、先日そのお客様の下へ伺いました。
結論から言えば、主要な機能部品にイミテーションが使われていた可能性が高く、これまで経験したことのない事態で非常に驚きました。
これは、設計的に決して壊れてはいけない部分・技術的に壊れるはずのない部分が破損していることと、その破損状態から容易に推察できるのですが、見た目だけは非常に精巧に再現されており、その巧妙さにも驚きました。
お客様は、イミテーション如何の調査を突き詰めるのではなく、正常に稼働するようになることをご希望だったので、本来適用されるべき部品の手配・交換というかたちで対応することとしましたが、こういったものが流通している事実を目の当たりにすると、さすがに肝を冷やしますね。
今回は事前にお客様が異常を感じ、調査をご依頼いただけたから良かったのですが、よりによってという部分だっただけに、設計・調達・製造・使用・保守のどの時点でこうなったのか、偶発的なのか意図的なのかも判らず、依頼範囲外とはいえモヤモヤと煮え切らない状態です。
ひとつだけ確かなのは、こういった場合、エンドカスタマーをどの立場でどう守るか、新たな命題として深く深く考えなければいけないということです。




