オールドタイプも侮れない。
先日、ある組み合わせ最適化問題に関するアルゴリズムを作成したのですが、最近はエンジニア仲間との間では、組み合わせ最適化と言えば量子コンピューターがセットのように話題になります。
今回は、対象がとても限定的かつ極めて実務的な問題だったので、古典コンピューターで十分対応できましたが、もし問題がとてつもなく複雑なものになってくれば、確かに量子コンピューター、量子アニーラーの出番なのかもしれません。
とはいえ、少なくとも現時点の日常実務レベルでは、経済性や汎用性の観点から、むしろ古典コンピューターの方が遥かにメリットが多いという現実もあります。
少し違うかも知れませんが、先日耐久レースへの投入・完走が話題になった「水素エンジン」についても同じようなことを感じました。
コンベンショナルなものであっても、視点や運用を変えると、先進的なものに比肩し、凌駕することさえあるひとつの例だと思います。
もちろん、新しい技術の創造は不可欠ですが、重要なのは、それは古いものを脱ぎ捨てるための理由作りではなく、ベストに近づくための選択肢作りという考え方だと思います。
少し引いてみると、ニュータイプ独占ではなくオールドタイプも侮れない存在という分野は他にも多くあり、両者の混在の先に本当のベストがあるのかも知れませんね。




