GRを越える。

桜の開花が佳境を迎えて晴れ晴れしい気持ちでしたが、この数日であっという間に散り始めています。

ほんの一週間前とはまるで別世界のような風景を見ていると、最近特に経営者の方からご相談いただく「Great Reset」とオーバーラップしてしまいます。

最も顕著なのは、急激な電動化が進んでいる自動車産業だと思いますが、どの産業でも多少なりとも変革を求められる時代になってしまいました。

ここで、いくつかの会社や産業を俯瞰で拝見すると、個人的には、結局のところ「しっかりした根」と「太い幹」をもっているところは強く、この変革も乗り越えられるだろうという結論に至っています。

逆に、表面上はしっかりしていても、少し深堀すると技術や体質の空洞が見えてくる場合、例えば、コピーペースト的・誇大装飾的・狐仮虎威的な技術や、構成員・部署のロールや組織の規律がしっかりしていない場合は、この数年でかなり難しくなるのかなと感じる場面を何度か目の当たりにしてきました。

100年に一度の大変革といっても、水が下から上に流れるようになるわけではなく、むしろこれまでノイズで歪められていた本当の価値がそれ相応に評価され始め、派手で華麗な花だけにとらわれず、地味で愚直な根と幹を大切にしていれば、桜は散ってもまた次の春に必ず咲く。ということだと思います。